マルメロ

マルメロの概要

マルメロは古代ローマ、ギリシャ時代からヨーロッパにおいて栽培されていた経緯がある落葉木です。マルメロの原産地はイランなどを含む西アジアや中央アジアとされ、日本へは安土桃山時代から江戸時代の間で伝わったと考えられています。バラ科ボケ属に分類されるカリンとは近縁となるため、よく間違えられますが、マルメロはバラ科キドニア属に分類されるため両者は異なる植物です。日本では長野県や東北地方において栽培されていますが、これは温度の低い場所で生育するためです。マルメロの未熟な果実は灰色軟毛で覆われており、実は緑色をしています。成熟に伴って軟毛は抜け落ち、果実の色調も黄色に変色していきます。リンゴと良く似た淡桃色の花を春に開花させ、樹高は数メートルに達します。マルメロの果実の形状はリンゴ形と洋ナシ形が知られています。また、果実は酸味が強い上に硬くなっています。更に石細胞が多くなっているため、生食には合いません。そのため、果実酒やジャム、シロップ漬けなどとして使われることが多くなっています。別名ではカマクラカイドウと呼ばれますが、地域によってはマルメロのことをカリンと呼ぶ場合もあります。尚、カリンは自分で受粉しますが、まるめろは人工授粉を必要とします。

マルメロ/期待される効能・効果

咳止めとして用いたり、喉の痛みを緩和するために使われることもあります。また、近年ではのど飴の原料としても用いられているそうです。