鴨肉


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鴨肉/かも・まがも・肉・皮なし・生

「鴨肉/ かも・まがも・肉・皮なし・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、6.4%含有し、128k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(145.83%:3.5μg)、次はナイアシン(120%:14.4mg)、そして、ビタミンB2(57.5%:0.69mg)、ビタミンD(56.36%:3.1μg)、パントテン酸(54.25%:2.17mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★★☆☆☆☆☆☆☆20%
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鴨肉


鴨肉(カモにく)は鳥の肉の中でも一番美味とされていて、東洋及び西洋共に高級食材としての定評があります。鴨(かも)は渡り鳥であることから、日本においての狩猟は困難とされています。そのため、日本の市場ではあまり流通していません。狩猟解禁されるのは冬となっており、鴨に脂がのるのは寒さが増す十二月中ごろのことで、この時期がもっとも美味とされています。胸肉のことを「抱き身」と言いますが、日本においては、料理の名前にロースを入れる風習が見られます。鴨鍋は葱やセリなどの食材を併用して、すき焼き風にして食されています。また、焼き物や鴨南蛮といった料理でも使われており、鉄板焼きやソバ及びうどんの種とする鴨南蛮が知られています。鴨汁では、ダンコ状に固めて手羽肉やモモ肉を使います。手羽肉などは固くなっているため、たたいて丸めて使います。フランス料理では、高級食材の一つとして利用しており、煮込みや揚げ物、そしてローストといったものに使われています。更に、冶部煮(じぶに)は金沢市の郷土料理となっており、貝焼きは、島根県の宍道湖(しんじこ)周辺の郷土料理となっています。カモにくは、赤い色が非常に濃くなっていて、野生種特有の風味があると言われています。