ソーセージ

ソーセージの概要

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国内での生産は大正時代の初め頃に行われていましたが、当時は味の質が悪くあまり広まりませんでした。食用として用いられたのは古代ギリシャ時代に遡りますが、日本にまともな技術が伝わったのは、食肉加工の資格を持つドイツ人によるものだと言われています。種類では、ウインナー、ボローニャ、フランクフルト、レバーソーセージなどです。ウインナーソーセージは、ウイーンのあるオーストリアの地名に由来しており、二十ミリ未満の太さで、羊の小腸を利用したものです。ボローニャソーセージは、ボローニャのあるイタリアの地名に由来しており、三十六ミリ以上の太さで、牛の小腸を利用したものです。フランクフルトソーセージは、ドイツのフランクフルトに由来しており、二十ミリから三十六ミリ未満の太さで、豚の小腸を利用したものです。レーバーそーせーじは、ボイルが高温で行われており、肝臓を混入させたものです。

そーせーじ/期待される効能・効果

貧血を改善する働きがあると言われています。また蛋白資源にもなります。ただ、塩分だけでなく脂質も多く含有されているため、生活習慣病を防ぐ意味でも摂取量に気をつける必要性があります。含有される成分にはビタミンB1やB2、鉄などがあります。ビタミンB1は糖質のエネルギー転換に関わっており、特に日本人には重要な成分です。また、手足の末梢神経や脳の中枢神経の機能を適正に維持するのに必要な成分と言われています。ビタミンB2は蛋白質や脂質、糖質がエネルギーに変わるのを補助する作用があると考えられています。また、過酸化脂質の影響を防止する作用や発育促進作用があるとされます。鉄は貧血を防ぐ働きがあると言われており、酸素の運搬や細胞へのその吸収に関与していると考えられています。