黒鮑茸[くろあわびたけ/クロアワビタケ]


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黒鮑茸/くろあわびたけ・生

「黒鮑茸/ くろあわびたけ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.95%含有し、19k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、パントテン酸(33%:1.32mg)、次はナイアシン(30%:3.6mg)、そして、葉酸(27.08%:65μg)、食物繊維(22.78%:4.1g)、ビオチン(20%:10μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆9%
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黒鮑茸


クロアワビタケ(黒鮑茸/黒鰒茸)はヒラタケの近縁種で、タイや台湾などにおいて栽培されているキノコになります。亜熱帯産であり、平茸(ひらたけ)に比較すると大きな傘を持ち、表面は茶褐色になっています。アワビとよく似た食感を持っていて、歯ざわりもしこっとしたものになっています。おがくずなどを用いて菌床栽培されたり、菌を感染させる原木栽培されたりしています。日本での産地は、沖縄県などが知られていて、調理では、焼き物をはじめ、汁物、揚げ物、煮物、炒め物などに利用されています。尚、近年ではキノコが体重の減量に用いられるケースが多くなっており、これはキノコが健康食の一つとして注目されていることに由来しています。まず、キノコにはエネルギーがほとんどありませんので、他のダイエット食である、蒟蒻(こんにゃく)や海藻類などと同じようなものになっています。そして、食物繊維が多く含有されているため、体内のコレステロールや有害物質である発癌物質などを体外へ排泄すると共に、便秘の改善作用もあると考えられています。また、食物繊維には血糖値を低下させる働きもあると言われていて、様々な生活習慣病の予防に役立つと考えられています。