白きくらげ(乾)


  • 単品栄養価
  • 成分合計
  • カロリー

白きくらげ/しろきくらげ・乾

「白きくらげ/ しろきくらげ・乾」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、8.1%含有し、162k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、食物繊維(381.67%:68.7g)、次はビタミンD(274.55%:15.1μg)、そして、ビオチン(173.8%:86.9μg)、カリウム(70%:1400mg)、クロム(70%:7μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆10%
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白きくらげ


天然ものの白木耳(シロキクラゲ)は、広葉樹であるざくろや桑などの枯れ枝及び倒木などに見られますが、現在流通しているものは、菌床栽培或いは原木栽培による台湾や中国からの輸入ものとなっています。半透明のゼリー質からなり、見た目は、純白或いは乳白色になっています。中国では、インアル(銀耳)と呼ばれていて、不老長寿の食材、或いは薬として用いられて経緯があり、値段も高めになっていました。現在でも高級料理に用いられていますが、栽培が行われるようになってからは、値段も落ち着いたものになっています。主に白木耳の乾燥品が出回っており、これを水に浸して戻すと元の形状に近いものとなります。水で戻した白木耳は、フルーツポンチや和え物、スープなどに利用されています。また、シロップ状にした氷砂糖を用いて、デザートに使われることもあります。尚、木耳は、木水母と書かれることもありますが、これは木茸が魚介類である水母(くらげ)の食感によく似ているためと言われています。また、その形状が、人間の耳に近い形を持っていることから、漢字では「木耳」と書かれているそうです。木耳自体は、日本の各地に見られ、台湾や中国などにも分布しています。中国料理には必要不可欠と言われるほど、頻繁に用いられる食品であり、更に精進料理の領域でも用いられる食材になっています。その他別名では、白木耳のことを「はくもくじ」或いは「くらたけ」と呼ばれることもあります。
白きくらげ/しろきくらげ・乾