からし(粉)


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からし・粉

「 からし・粉」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、21.8%含有し、436k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、セレン(1160%:290μg)、次はビオチン(316.2%:158.1μg)、そして、モリブデン(316%:79μg)、マグネシウム(131.03%:380mg)、リン(125%:1000mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆0%
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からし


辛子はマスタードとも呼ばれ、アブラナ科の植物となります。種子にはシナルビンやシニグリンと呼ばれるからし油配糖体が含有され、前者は白辛子、後者は黒辛子と和辛子に見られる物質です。粉末を暖めたお湯でこねると加水分解が酵素作用によって発生し、シナルビンは不揮発性で低刺激のp-ヒドロキシベンジルイソチオシアネートを作り、シニグリンからは揮発性で刺激性のあるアリルイソチオシアネートが出来上がります。このイソチオシアネート系の物質は、抗菌抗カビ作用があることで知られ、辛味成分でもあります。尚、粉末を溶いて使う場合は、利用するたびに作るのが推奨されます。これは時間の経過によって辛味が低下するためです。