ブランデー

ブランデーの概要

一般に原料をブドウとする蒸留酒のことで、17世紀中ごろのフランスが起源だそうです。種類では、コニャック、フレンチ、アルマニャック、カルヴァドス、マールなどがあります。コニャックはフランスの地方名からきており、この地域のみで作られたものを指します。特にグランド・シャンパーニュで造られたものが上質とされます。フレンチ・ブランデーはコニャックとアルマニャックを除くフランス産ブランデーを総称します。アルマニャックも地方名で、この地域で造られたブランデーの呼び名です。カルヴァドスはブドウではなくリンゴを原料としたもので、その生産地の地名に名称も由来します。リンゴを中心とする生産地から外れるものはオー・ド・ヴィー・ド・シードルと呼びます。マールはワイン生産で使ったブドウの搾りかすを再醗酵させたもので、フランスでの呼び名です。イタリアではグラッパと呼び、これと同様の工程で造られます。他にもフルーツ・ブランデーなどがあり、これはブドウとリンゴ以外の果物を用いて作られたぶらんでーを総称します。原料には洋ナシやスモモなどがあります。

ぶらんでー/期待される効能・効果

アルコールであることからリラックス効果が期待されます。含有される成分には銅やナトリウム、カリウムがあります。銅はヘモグロビン合成や鉄の吸収に関わっており、ナトリウムとカリウムは相互に細胞内外液の浸透圧を調整します。またポリフェノールが含まれており、動脈硬化や脳梗塞の防止、抗酸化作用、ホルモン促進作用などが期待できます。