砂糖/サトウ

砂糖/サトウの概要

砂糖は、ショ糖を取り出して結晶化させたもので、原料はサトウキビやサトウダイコンです。甘味成分ですが、体内へ取り込みやすくなっており、エネルギー変換も素早くなっています。ふるくはニューギニア周辺で栽培化されていたらしく、その歴史は数千年に遡ります。種類では上白糖、三温糖、グラニュー糖、黒サトウ、甜菜、白ざらめ、中ざらめ、和三盆があります。上白糖は広く利用されているタイプであり、細かい結晶になっています。ざらめの結晶を抽出した際の糖液から生成されます。三温糖は茶色っぽくなっており、煮物などの料理に利用されています。これは優れたコクを引き出すためで、上白糖に比較すると微量にミネラルも多くなっています。名称は糖液の三回目の結晶に由来していますが、実際に作られる場合はこれを上回ります。グラニュー糖はコーヒーシュガーや角サトウの原料になっているもので、サラサラとした結晶を形成しています。純度は高く、糖液から初めに得られる結晶です。黒さとうはミネラルを多く含んでおり、黒褐色の色調になっています。原料は砂糖キビで、この搾り汁を煮詰めて商品化されています。甜菜糖は、砂糖ダイコンの根を原料にしています。白ざらめ糖はツヤがあって無色透明です。純度が高く、一番初めに糖液から得られる結晶です。中ざらめは黄褐色に着色している種類ですが、白ざらめと同等の純度です。和三盆は古くから伝わる上質の種類です。糖蜜を分離しますが、原料は砂糖キビの糖汁です。

砂糖/期待される効能・効果

脳の働きを保ち、その改善作用があると言われています。また、疲労の回復に有用とされます。含有される成分には、炭水化物の他、銅やカリウム、カルシウムなどがあります。