トンブリ(ゆで)


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トンブリ・ゆで

「 トンブリ・ゆで」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、4.5%含有し、90k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンK(80%:120μg)、次はビタミンE(76.67%:4.6mg)、そして、葉酸(41.67%:100μg)、食物繊維(39.44%:7.1g)、(31.25%:0.25mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆16%
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トンブリ


アカザ科ホウキギ属に分類され、凡そ一メートルほどの草丈になります。直立した茎は硬く、分岐を頻繁に繰り返します。そのため、トンブリからホウキを作っていた経緯があり、ホウキギとの名称もあります。そして、このホウキギの成熟した実を乾燥させた後、蒸したものがトンブリとなります。一般に市場へと出回っている市販品は既に水煮されているため、軽く熱湯を注いで水気を切ってから用います。別名では、ずぶし、ねんどう、畑のキャビア、ホウキグサとも言われます。利用法は、酢の物、大根おろしや納豆、山芋などに混ぜて用い、また若い枝葉は、お浸しや和え物などに使われています。味はなく、歯ざわりや外見が、キャビアに良く似ていて、主にとんぶり特有の歯ざわりを嗜好する野菜と言えます。通常、収穫を行った際に、乾燥させて貯蔵し、その後の出荷の際に、茹でて水に浸して、外皮を除去します。また、地膚子(じふし)と呼ばれる漢方薬がとんぶりからなり、これには、余分な体内の水分を体外へ排泄する働きや、肝臓の炎症を抑制する、目の疲れをとるといった働きがあるとされています。旬は十月から十一月にかけてが該当し、日本での産地は秋田県や岩手県となります。
ほうきぎ(ほうきぐさ)の種子別名:ずぶし、ねんどう