冬瓜/トウガン(果実・生)

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冬瓜/トウガン・果実・生

「 冬瓜/トウガン・果実・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.8%含有し、16k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンC(39%:39mg)、次はモリブデン(16%:4μg)、そして、葉酸(10.83%:26μg)、カリウム(10%:200mg)、食物繊維(7.22%:1.3g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆4%
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トウガン


冬瓜は、ウリ科冬瓜属に分類され、原産地を熱帯アジアとする一年生つる性草本となります。緑色から濃緑色をした果皮をもち、多くの白斑が見られ、果形は円形や円筒形、偏円形をしています。重さは数キログラムから、20キロに及ぶものもありますが、日本産のものは多くが十キログラム以下となります。果実はその大部分が水分からなり、多汁で、果肉は白く分厚くなっています。冬瓜は、日本の本草和名の古書にも記録されていることから、既に平安時代には栽培されていたとされます。かつては、加毛宇利(かもうり)と言われていたようですが、今ではトウガン、トウガと呼ばれます。初期の果実は、粗毛に包まれていますが、成熟と共にろう状の白色粉が表面を覆います。日本での産地は愛知県で、他には岡山県や沖縄県などでも栽培されています。利用法は、吸い物、汁の実、ふろふき、あんかけ、砂糖漬けといったものに使われています。また、トウガン内部の果肉を取り出して、そこへ具とスープを入れて蒸した料理にも利用されています。栄養面では特筆するものはありませんが、ビタミン類であるビタミンB1やビタミンB2、ビタミンCといったものを少量含みます。
別名:かもうり廃棄部位:果皮、わた及びへた