蓴菜/ジュンサイ(若葉・水煮びん詰)


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蓴菜/ジュンサイ・若葉・水煮びん詰

「 蓴菜/ジュンサイ・若葉・水煮びん詰」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.25%含有し、5k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンK(10.67%:16μg)、次は食物繊維(5.56%:1g)、そして、(2.5%:0.02mg)、亜鉛(2.5%:0.2mg)、ビタミンE(1.67%:0.1mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆1%
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ジュンサイ


蓴菜は、スイレン科蓴菜属に分類され、ヌナハ、ヌナワ、ヌルリ、ナイリグサ、オモヒハなどとも呼ばれています。分布地区は、アジア、オーストラリア、アフリカといった温帯地域の池や沼などで、日本では七世紀ころから用いられていたと考えられています。多年生水生草本で、水質が綺麗で、十分な水量が存在する池や沼に自生し、またこれらのものを直接採取されていたため、品種による分化はないとされます。茎は、下部が太く上部が細くなり、その色も下部が濃緑色で上部が淡紅色となります。近代では、沼や池に自生しているものを採取する以外に栽培も行われています。日本での産地は秋田県で、1970年に人工増殖の栽培が開始されました。葉を巻いたものが良質とされ、葉が完全に開いたものは食用にされません。利用部位は若葉で、洗浄したのち汁の実や酢の物などに使われています。生食されることもありますが、一般には加熱処理をして冷却したものをビンに詰め、それが市販されています。日本の古書である日本書紀や古事記、万葉集などで、蓴菜のことを「ぬなは」として記載されており、このことからも、古くから日本において食用にされていたと考えられています。また、農業全書と言われる江戸時代中期の文献では、栽培に関して記載されており、山菜の一つとして記されています。
ジュンサイ・若葉・水煮びん詰