オート麦/エンバク

オート麦/エンバクの概要

エンバクが欧米へ拡大していったのは二十世紀の初頭であり、その少し前に押し麦機が考案されました。これによって、より調理しやすい食物として普及していったわけですが、その栽培は紀元前からあったと考えられており、スコットランドでは初めてオートミールへの加工が行われたと伝えられています。原産地は中央アジアであり、仲間となるオート麦の種類では、グランドオーツ、ロールドオーツがあります。グランドオーツは、精白するためオート麦の外側の皮を除去し、それを乾燥させてから炒って、ローラーを二個用いて粉々にしたものです。別名ではグローツとも呼ばれます。ロールドオーツも精白するため、オートムギの外側の皮を剥離します。その後、蒸気を用いて熱を加え、それをローラーで砕いて乾燥させたものとなります。尚、おーとむぎは別名で烏麦(からすむぎ)や燕麦(エンバク)と言われることもあります。

エンバク/期待される効能・効果

脳の働きを保つのを改善させたり、免疫を高めたりする働きがあると言われています。また、癌の発生を抑えたり、整腸作用もあるとされます。更に高血圧や動脈硬化、糖尿病の予防にもオート麦が有用とされます。含有されるオート麦の成分では食物繊維やコリン、ビタミンB1、マグネシウムなどがあります。食物繊維は腸内で善玉菌を増やす働きがあると言われており、整腸に働きかけます。また、有害物質や糖質、コレステロールの吸収を阻害するため、癌や糖尿病、動脈硬化の予防に役立つと言われています。コリンは、記憶力を高める他、動脈硬化や高血圧の予防にも有用とされます。マグネシウムは骨を丈夫にし、ビタミンB1は炭水化物の代謝に必要な成分です。