パスタ

パスタの概要

古くは水を混ぜて小麦粉を練ったものが古代ローマ人によって食べられていたと言われています。これが発展したものがいわゆる生パスタと称されるものですが、乾燥させたものはアラビアの商人によって広まったと考えられています。また、これが明治時代以降に日本へ持ち込まれたと言われています。種類では代表的なロングパスタ、そしてラザニア、ショートパスタ、クスクスといったものがあります。ロングパスタはスパゲティやフェトチネートといったものがあり、細長くなっためん状になっています。ラザニアは板状になっています。こちらはホワイトやミートソースを用いて焼き上げたものも同様の名称で親しまれています。ショートぱすたはマカロニで広く知られており、ペンネやニョッキ、ファルファッレなども含まれます。一般にはぱすたの仲間の中でも小さいものを指します。クスクスは小麦粉と共にセモリナ粉を混ぜて練ったものを言います。日本ではあまり見られませんが、粒状で小さく、その大きさは米以下となります。

ぱすた/期待される効能・効果

基本的にはエネルギー源として利用されますが、整腸作用もあると言われています。含有される成分には炭水化物や脂質、蛋白質、ビタミンB1、マグネシウムなどがあります。炭水化物や脂質はエネルギー源となりますが、現代の食生活ではとりすぎの傾向にあります。ただ、デュラム小麦を原料としているため、糖尿病の予防に役立つと言われていますが、これは糖の吸収が遅くなるからで、食後の急激な血糖値上昇を防止すると考えられています。蛋白質は、ほかの麺類と比較するとその含有量が多くなっています。ビタミンB1は糖質代謝や疲労回復に有用とされている成分です。