行者大蒜/行者葫/ギョウジャニンニク

ギョウジャニンニクには、にんにくやネギ特有の匂いがあり、若い葉や茎を食用にします。ギョウジャニンニクは行者忍辱とも書かれ、岩手県などでは蝦夷葱(エゾネギ)と呼ばれます。ユリ科に分類され、日本では主に、本州中部から北部、北海道などに分布しています。成長するのに時間がかかり、ギョウジャニンニクが食用となるまでには数年かかります。調理では、お浸しや汁の実、ぬた、炒め物、酢の物、生食などに利用されています。日本での産地は北海道などで、旬は四月から六月に掛けてが該当します。

ギョウジャニンニク/期待される効能・効果

通常のにんにくと同じく特有のにおいがします。この匂いの成分は、含硫化合物になります。そして含硫化合物は、ビタミンB1の吸収率を高めますので、新陳代謝の促進、疲労回復、血行促進などに役立ちます。また、含硫化合物には抗ガン性があるとされ、その匂いは食欲を増進させる効果も期待できます。その他、カリウム、カロテン、葉酸、ビタミンK、ビタミンCなども多く含まれています。カリウムは、余分なナトリウムを体外へ排泄しますので、高血圧症状の改善に役立つと言われています。カロテンは、必要な量だけビタミンAに変換され、健康な皮膚を維持し、抗酸化作用もあります。葉酸は、造血に必要な成分で、ビタミンKは、骨の形成を促進します。