行者大蒜/ギョウジャニンニク(葉・生)


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行者大蒜/ギョウジャニンニク・葉・生

「 行者大蒜/ギョウジャニンニク・葉・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、1.7%含有し、34k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンK(213.33%:320μg)、次はビタミンC(59%:59mg)、そして、葉酸(35.42%:85μg)、ビタミンA(24.29%:170μg)、(20%:0.16mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆9%
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行者大蒜


ギョウジャニンニク(行者大蒜/行者葫)はユリ科ネギ属に分類され、原産地は日本や朝鮮で宿根性草本となります。日本での分布は奈良県以北で、本州から北海道まで幅広く自生しています。古くから食用や観賞用として用いられてきた経緯があり、アイヌニンニク、アイヌネギ、ヤマニンニク、フサ、ハビル、ウシビルとの別名を持ちます。杓子形をした葉は非常に大きく、白粉を帯びることもあり柔らかく青緑色をしています。開花は七月ごろで、淡緑色から白色をしていて、特有のネギ臭が強いとされます。地下には鱗茎をラッキョウのように作ります。通常、株を秋に掘り出して、鱗茎を分割して植えます。利用法は、一般に鱗茎や蕾(つぼみ)、若葉を用いて、汁の実、煮物、揚げ物、白和え、胡麻和え、お浸し、辛し和え、油いためといったものに使われています。行者大蒜はかつて山の奥で、修行中の行者が用いていたところに由来していて、古くから鱗茎と若い葉を山菜として利用されてきた経緯があります。栄養面では、ビタミン類であるカロテンやビタミンCが豊富に含まれています。また通常のニラやニンニクより硫化アリルが多く含有されています。日本での産地は北海道などで、旬は四月から六月となります。
別名:アイヌねぎ、ヒトビロ、やまびる廃棄部位:底盤部及び萌芽葉