二十日大根/はつかだいこん

はつか大根の概要

凡そ20日ぐらいで種を植えてから収穫可能になるため、はつか大根(はつかだいこん)と呼ばれるようになりました。早く育つという意味を持つ学名のラファナスはギリシャ語であり、その食用の歴史は古代エジプトに遡ります。仲間となるはつか大根の種類では、赤丸種、白丸種、赤白丸種、黄色丸種、混合色種、白長種、赤白長種があります。赤丸種はコメットやサクサといった種類があり、一番普及しているはつか大根の品種です。白丸種は、小形のカブに類似します。赤白丸種は下部が白色を呈し、上部が赤色になっています。黄色丸種はヨーロッパに広く分布しており、皮の色調は黄色になっています。混合色種はカラフルファイブと言われることがあり、その根の色調は桃、紫、赤、白、ピンクなど様々になっています。白長種はミニ大根であり、雪小町などが知られています。半透明の白色の色調を持っています。赤白長種は根の下部が白色を呈し、上部は赤っぽくなっています。形状は紡錘形をしており、小形です。尚、はつかだいこんは別名でラレシやラデッシュとも呼ばれています。

はつか大根/期待される効能・効果

はつか大根では、消化を促したり、便秘の改善、解毒の働きなどが知られています。また、血栓や癌の発生を防ぐ作用もあるとされます。その他、糖尿病や動脈硬化、高血圧の予防にもはつか大根が有用とされます。含有されるはつか大根の成分では、食物繊維をはじめ、ジアスターゼ、グルコシノレート、アリルイソチオシアネート、メチルメルカプタン、カリウム、カルシウムなどがあります。食物繊維は腸管においてコレステロールや糖質、有害物質などの吸収を阻害する働きがあると考えられているため、動脈硬化や糖尿病、癌の予防に役立つと言われています。また、腸内の善玉菌を増加させる働きがあるとされることから、整腸作用もあると言われています。ジアスターゼは胃もたれを解消し、消化を促す働きがあると言われています。デンプンを加水分解する消化酵素です。グルコシノレートは酵素作用でアリルイソチオシアネート類に転換される性質があります。発癌物質の排泄を促し、解毒作用を高める働きがあると言われています。アリルイソチオシアネートは血栓の発生を防いだり、癌を予防する働きがあると言われています。アブラナ科植物の細胞が壊れることによって発生するイオウ化合物であり、辛味成分でもあります。メチルメルカプタンは血栓の発生を防ぐ働きがあると言われています。こちらも辛味成分であり、且つイオウ化合物でもあります。