十六ささげ/ジュウロクササゲ

ジュウロクササゲを食用にする際は、莢インゲンなどと似たようなもので、茹でて白和えや胡麻和え、炒め物や味噌汁の実、或いは、筋を取り除いて味付けして煮込んだりします。食用にされる部分はジュウロクササゲの若い莢で、内部には十六粒程度の豆が入っていると言われていて、その長さも凡そ三十二センチ程度になっています。じゅうろくささげの名称は、この十六粒からきていますが、関西などでは十八ささげと呼ばれることもあります。完熟したジュウロクササゲは小豆に似た特徴を持ち、、単にささげと言われています。主に煮豆やお菓子の原料として用いられ、小豆の代わりにジュウロクササゲが利用されることもあります。

ジュウロクササゲ/期待される効能・効果

十六ささげは豆類であるため、豆類独特の栄養素を豊富に含んでいます。タンパク質や食物繊維、ビタミン類であるカロテンやビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンK、そしてミネラル類であるカリウムなどがこれに当たります。未熟なジュウロクササゲの豆を食用にする点も莢いんげんや莢えんどうと同じで、用いる際は莢ごと食用にします。じゅうろくささげは、豆類の中でもカロテンが多く含まれています。このカロテンは、老化や癌への予防が期待されていて、抗酸化作用があることで広く知られています。また、体内に入ると必要量だけビタミンAに転換されるため、過剰摂取による副作用も心配ないとされています。その他の作用では夜盲症の改善、皮膚及び粘膜の健康維持などが知られています。民間療法の領域では、鎮静作用があると考えられており、そのため煎じ汁を使用して、乳腺炎や腰痛といった症状の腫れや痛みを鎮める用途で用いられています。