コスレタス

コスレタスの概要

コスレタスは、ローメインレタスや立ちちしゃとも呼ばれ、原産地をエーゲ海コス島としています。そこから北アフリカやヨーロッパなどに伝播し、発達してきた経緯があります。コスレタスは半結球或いは軽く球を形成した形状をしており、葉は先っぽが尖り、長楕円形をしています。色は濃緑から淡緑で、若い葉は柔軟性もあり、品質が良いとされています。サラダとして利用すると苦味と共に少し甘味があるのが特徴で、コスレタスの品種ではジャイアントコス、ホワイトコス、パリスアイランドコスといったものがあります。大きく成長すると、葉はごわごわしますが、良質なものは葉もしっかりしているため、炒め物やお浸しなどに用いられます。日本ではコスレタスのことを立ちちしゃとも呼び、外葉の濃緑色に対して内葉はクリーム色をしています。緩めに結球したこすれたすは紡錘形をしており、滑らかな葉面と肉質の厚さが特徴となっています。

こすれたす/期待される効能・効果

栄養面では、食物繊維をはじめカロテンやビタミンK、葉酸といったものが目立ちます。栄養価は一般的なレタスに近いとされるものの、リーフレタスやサラダ菜よりは劣るとされています。ただ、カロテンやビタミンK、食物繊維といったものは、通常のレタスより倍以上含有されています。