零余子/珠芽/ムカゴ

ムカゴはやまのイモ類である葉の付け根のいぼに似た肉塊を食用にしたもので、これを一般にムカゴと言います。山芋(やまのいも)の現在の栽培種は、原産地を中国としています。また芋の形状から、長芋群、銀杏芋群、ヤマトイモ群に大別されています。長いもは、円筒形をしていて、食感も良く、粘りがあまりありません。水分が多く、やまかけ、揚げ物、酢の物、つなぎといったものに利用されています。長芋より粘りを持つものが銀杏芋で、この銀杏芋を関東ではヤマトイモと言うこともありますので、よく混乱されます。ヤマトイモはつくね芋とも言われ、伊勢芋と呼ばれる白い色のものと黒色をした丹波芋があります。これらは、練り物のつなぎや、和菓子の材料として利用されます。

ムカゴ/期待される効能・効果

ムカゴはやまのいもと同様に糖質が含有されています。カリウムも多く含まれていて、高血圧症状の改善にムカゴが役立つと考えられています。また、ムカゴには食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維はそれを食べると胃部で水分を吸収し、膨張します。そのため満腹感を得られることになり、食物の過剰摂取を抑制すると言われています。ムカゴに栄養価は全くありませんが、近頃では、この食物繊維に注目が集まり、ダイエット食品として人気を得ています。また食物繊維は腸内を移動する際、有害物質である発癌物質などをからめながら吸着していきますので、最終的にはこれらの有害物質が体外へ排泄されることになります。このことから、食物繊維には発ガンを予防する働きがあると考えられています。その他、脂質代謝に関わるパントテン酸がやや多く含まれていています。