金糸瓜/そうめんかぼちゃ

金糸瓜/そうめんかぼちゃの概要

そうめんかぼちゃ(糸南瓜/なます瓜/糸瓜)は茹でた際の、糸状にほぐれた果肉が特徴です。そして熱湯で輪切りにした素麺南瓜(そうめんかぼちゃ)を15分程度茹でて食用にするのが一般的です。刺身のつまや二杯酢又は三杯酢で和えたりします。またドレッシングやマヨネーズを使って食用にされることもあります。日本における金糸瓜の産地は九州や四国地方で、名称は茹でた際に果肉が糸状にほぐれるところに由来しており、そのため「そうめんかぼちゃ」と呼ばれるようになりました。別名では、金糸瓜のことを金糸瓜(きんしうり)や糸南瓜(いとかぼちゃ)、なます瓜、糸瓜(いとうり)とも言います。見た目は瓜によく似ていて、果皮色は黄色になっています。金糸瓜はペポ南瓜(ぺぽかぼちゃ)の一種で、繊維質が豊富に含まれていて、肉質は粗いものとなっています。

そうめんかぼちゃ/期待される効能・効果

栄養面では、パントテン酸やカリウムが少し多くソウメンカボチャに含まれていますが、通常の南瓜(かぼちゃ)に比較するとその含有量も少ないものとなっています。淡い果皮食はカロテンの少なさを現していますが、糖質があまり含まれておらず、南瓜の仲間の中では低カロリーとなっています。尚、カリウムには高血圧の改善に有効ではないかと言われていて、これはカリウムとナトリウムの拮抗作用によるもので、余分なナトリウムは体外へ排出されると考えられています。