摘み菜/ツマミナ

ツマミナの概要

ツマミナは間引菜(マビキナ)とも言われていますが、これは間引きを若苗に対して行うためです。国内で特産野菜としてツマミナを取り扱っている地域は東京都江戸川区葛西となります。普及し出したのは大正時代以降と考えられており、青菜の流通が乏しくなる春から秋の初めの期間で出回るケースが多かったとされます。近年ではツマミナ専用種である漬け菜の仲間の雪白体菜(せっぱくたいさい)の若苗を意味しますが、もともとはカブや大根、小松菜といった植物の若苗をまとめて摘み菜(ツマミナ)と呼んでいたそうです。利用法はサラダや汁の具として使われたり、おひたし、和え物といった具合です。柔軟性があって食べやすいと言われており、アブラナ科特有の芳香を持つことから軽く茹でて用いられることが多いと言われています。

ツマミナ/期待される効能・効果

皮膚や粘膜を守ったり、便秘や貧血の改善に有用とされます。また、視力を保つ働きを改善したり、免疫亢進、そして癌や血栓の発生を防いだりする働きがあるとされます。その他、動脈硬化の予防にも役立つと言われています。含有されるツマミナの成分では、食物繊維、アリルイソチオシアネート、グルコシノレート、βカロテン、ビタミンCなどがあります。食物繊維は腸管において糖質やコレステロール、老廃物、有害物質などの吸収を阻害する働きがあると考えられており、糖尿病や動脈硬化、癌の予防に役立つと言われています。また、整腸作用や循環器の病気を抑える働きなどもあると言われています。βカロテンとビタミンCは共に抗酸化物質であることから、動脈硬化や癌などを防ぐのに有用とされます。中でもビタミンCは、体内でのコラーゲン合成に関与していて、シミやソバカスを抑えるのにも役立つと言われています。