玉筋魚/イカナゴ(生)


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玉筋魚/イカナゴ・生

「 玉筋魚/イカナゴ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、6.25%含有し、125k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(458.33%:11μg)、次はビタミンD(381.82%:21μg)、そして、n-3系脂肪酸(88.13%:1.41g)、カルシウム(76.92%:500mg)、ビタミンB2(67.5%:0.81mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆7%
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イカナゴ


玉筋魚は、別名でオオナゴ、コウナゴ、メロウド、カマスゴなどと呼ばれることもあります。明石物は瀬戸内海において漁獲されるもので、値段も高めになっています。香川県では、玉筋魚を醤油漬けにして数ヶ月濾したものを玉筋魚醤油と呼んでおり、昔から鍋物などの料理に利用していました。細長い糸状の小魚であることに由来するイカナゴは、日本各地に生息しています。海底の砂礫(されき)などを住処としているため、夜が訪れると砂中に潜みます。昼は群れて泳ぎ、地域によっては二十センチ以上にまで成長するものもあります。日本で漁獲量が多いのは北海道や宮城県などで、瀬戸内海などでは、船曳網(ふなびきあみ)やパッチ網と言われる方法で漁獲が行われています。一般には数センチの幼魚の塩干し品が多くなっていて、佃煮などに利用されています。食用部分は、全部になりますので、カルシウムの供給源として利用できます。また、幼魚はかき揚げやくぎ煮、しらす干しなどに利用され、成魚はから揚げや塩茹でなどに用いられています。更に、大型のものは、刺身をはじめ、煮つけや干物、塩焼き、といったものに使用されています。尚、瀬戸内海近辺や明石では、くぎ煮が郷土料理となっており、三陸地方ではめろうどの干物などが知られています。
別名:こうなご小型魚全体