ま昆布(素干し)


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  • 成分合計
  • カロリー

ま昆布/まコンブ・素干し

「ま昆布/ まコンブ・素干し」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、7.25%含有し、145k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ヨウ素(153846.15%:200000μg)、次はカリウム(305%:6100mg)、そして、マグネシウム(175.86%:510mg)、食物繊維(150.56%:27.1g)、クロム(110%:11μg)、となります。また、「ナトリウム」は目標量未満を超えており、耐容上限量を超える「ヨウ素」では過剰摂取となります。
成分バランス達成率 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆0%
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ま昆布


肉厚で幅広の昆布になっていて、波を打った縁を持ち、長さは凡そ五メートル程度となります。紺褐色の葉を持ち、その真ん中は盛り上がっています。北海道の南側から太平洋側で三陸沖、及び日本海側で青森県などに至るまで分布しています。日本では、北海道の室蘭や函館などが産地で知られており、古くは平安朝時代より利用されてきた経緯があります。楕円形をした茎の断面になっており、茎へは、幅広の楔状(くさびじょう)になって下方で葉がつながっています。真昆布(まコンブ)は昆布の代表格で、食用、出し汁用ともに利用されています。また、同じ昆布の仲間の中では最も美味とされていて、調理では、とろろコンブやおぼろコンブ、塩コンブ、白板昆布などに利用されています。尚、昆布の旨み成分は、グルタミン酸とマンニットから構成されています。出し汁にした場合、これらの成分が旨みを引き出すわけですが、その一方で、味の質を低下させる成分も含まれています。アルギン酸やヨウ素などがその代表例で、アルギン酸は、出汁のヌメリを引き起こす要因になります。ヨウ素は、味の質そのものに影響を与え、長時間、熱を加えることで、色素が溶け出し、水分を黄色っぽくさせてしまいます。そのため、熱を加えても、沸騰させるまで加熱しない方が良いとされています。
ま昆布/まコンブ・素干し