ろくじょう豆腐

ろくじょう豆腐

六條豆腐（ろくじょうどうふ）は、天日干しにした豆腐を食用にしたものです。トウフに塩をふりかけて乾燥させており、保存性に優れます。固さが特徴であり、なた等でスライスしてから調理に用います。精進節とも呼ばれますが、これはかつて鰹節の代わりに仏僧が食していたことに由来しています。吸い物や和え物などにお湯で戻して利用されたり、珍味として直接食べられることもあります。燻製のような風味を持ち、塩気もありあます。沖縄県では食べ物としてではなく、彫り物の下敷きに使われているようです。名称は京都の地名である六条に因んでいるようですが、現在ではその名称で流通していないようで、六浄トウフと表記されています。