糸引き納豆

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糸引き納豆

「 糸引き納豆」に関して1パック約50g中の カロリーを国の基準で評価した場合、5%含有し、100k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1パック約50g中の 成分は、モリブデン(580%:145μg)、次はビタミンK(200%:300μg)、そして、パントテン酸(45%:1.8mg)、(38.13%:0.305mg)、セレン(32%:8μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆1%
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糸引き納豆


納豆には品質や製造方法が違う糸引き納豆(いとひきナットウ)と寺ナットウがあります。糸引きには、通常のものを含み、五斗、ひきわりがあり、寺ナットウは塩又は塩辛ナットウとも呼ばれ、浜納豆や大徳寺納豆などがあります。そして、糸引き納豆では、大豆タンパク質が水溶性に60%程度変化し、更に大豆タンパク質のう内、10%程度がアミノ酸にまで納豆菌により分解されます。また、この菌が更に分解を行うことでアンモニア臭を発生することになり、一方でビタミンB2やビタミンKといった成分も納豆菌により合成されます。独特の強い粘性はグルタミン酸であるポリペプチド及びフラクタンによる混合物となります。通常、糸引きは大豆を蒸した上で納豆菌を入れて発酵させます。そのため、菌が生存したまま製品になり、保存可能な期間も短いものとなります。また、小粒及び中粒の丸大豆を用いたものが通常のもので、割砕大豆を用いるのは、ひきわり納豆となります。また、ひきわりに食塩と麹(こうじ)を混入させたものを五斗納豆といい、大豆麹を食塩水に浸して、数ヶ月以上熟成させたものが寺納豆となります。これらは、日本において代表的な発酵食品であり、大豆と同様にタンパク質や脂質を始め、ビタミンEやカルシウムといった栄養素を含みます。食物繊維も多く、便秘改善にも役立つとされています。