焼酎/しょうちゅう(単式蒸留)

焼酎

単式蒸留焼酎とは、原料に米や麦を使い、単式蒸留器で蒸留して製造する焼酎を言います。乙類のしょうちゅうに分類され、蒸留は原則一回となります。このため、もともと原料が持つ味や香りがそのまま残る傾向にあります。最近では減圧蒸留という技術が導入されており、これは蒸留器内において気圧を下げるものです。一方、従来の伝統的な蒸留法は、常圧蒸留と言い、蒸留機内を減圧しません。作り方は、まず米や麦などの原材料へ麹菌を加え、できた麹をタンクなどに水や酵母と共に入れ、一時仕込みをします。そして数日発酵させ、一時もろみを作り、この中へ水と主原料を添加し、二次仕込みをします。１０日ほど醗酵させて二次もろみを作り、アルコールが発生した二次もろみを蒸留して仕上げます。