焼酎/しょうちゅうの概要
焼酎は甲類と乙類に分類され、前者は連続式蒸留器で醗酵液を蒸留したものを指します。原料は大麦やトウモロコシです。後者は単式蒸留器で醗酵液を蒸留したものを指し、原料を米やサツマイモ、そば、麦などとするものです。米しょうちゅうは吟醸酒と似たような香りが特徴で、芋しょうちゅうは甘い芳香があります。そしてソバや麦の他、ジャガイモや黒糖を使ったものもあり、単式のものはいずれも本格しょうちゅうとも呼ばれています。沖縄産米しょうちゅうの泡盛はタイ米を原料としており、これも乙類に分類されます。日本ではこの泡盛が本格焼酎の原型と言われています。乙類は単式で一度の蒸留にて造るため、原料の風味が残るのが特徴です。一方、甲類は連続式蒸留で作られるため、不純物と一緒に原料の風味も取り除かれます。そのため癖の無い味わいになります。乙類は別名で本格焼酎と呼ばれますが、甲類ではホワイトリカーと言います。
焼酎/期待される効能・効果
適量であればリラックス効果が期待されます。特に乙類の場合、プラスミンと呼ばれる酵素が含まれています。この物質には血栓を溶かす働きがあり、血栓防止に有用と考えられます。