小麦/コムギ(玄穀・輸入・硬質)


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小麦/コムギ・玄穀・輸入・硬質

「 小麦/コムギ・玄穀・輸入・硬質」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、16.7%含有し、334k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、セレン(216%:54μg)、次はモリブデン(188%:47μg)、そして、マンガン(116.86%:4.09mg)、ナイアシン(66.67%:8mg)、食物繊維(63.33%:11.4g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★★☆☆☆☆☆☆☆22%
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小麦


コムギは、イネ科小麦属分類される元来越年生の植物です。原産地は中央アジアからイラクにかけての範囲と言われており、初期は1粒系小麦でその後の交雑で2粒こむぎに進化し、更に野生種との交雑から普通コムギが誕生したと推測されています。普通コムギはメソポタミアで栽培化され、その後ヨーロッパやアフリカなどに伝播したものと考えられています。栽培化され出したのは大麦のほうがやや早く、古代では大麦のほうが収穫しやすく重要とされていたようです。これは当時の料理というものが粥状にして煮て食べるという単純なものだったためで、調理法はあまり問われなかったことによるものです。その後の精粉技術によってグルテンを用いた様々な加工品が作られ、大麦に代わってこむぎのほうが重要な作物へと変化していったと言われています。尚、硬質とは粒の硬さを表現したものです。軟質や中間質も同様です。