揚巻/アゲマキ(生)


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揚巻/アゲマキ・生

「 揚巻/アゲマキ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、2.4%含有し、48k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(2475%:59.4μg)、次は(50%:0.4mg)、そして、(39.05%:4.1mg)、ビタミンB1(27.27%:0.3mg)、ナトリウム(21.77%:600mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆0%
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アゲマキ


揚巻は、ナタマメガイ科に属し、別名では、兵隊貝(へいたいがい)、鎮台貝(ちんたいがい)とも呼ばれています。市場においては、その名称もマテガイとして出回っているケースが見られます。これは、見た目や、その形状が長方形をしているためで、両者は異なる種類になります。中国や朝鮮半島沿岸の河口付近や日本では、瀬戸内海や有明海、八代海などに生息しています。殻表は、黄色みを帯びた殻皮で包まれており、薄い殻に、見た目は焦げ茶色になっています。穴を垂直に掘って住処としていますが、その長さは自身の殻長の数倍に及びます。干潟表面に塩が満ちた際、這い出てきて餌を物色します。重さは一個凡そ四十グラム程度で、殻長は十センチ程度となります。十月から十一月になると産卵期が訪れ、調理では、干し貝、焼き貝、佃煮、吸い物、バター焼き、卵とじ、汁物、粕漬け、グラタン、炊き込みご飯などに利用されています。日本国内において養殖も行われていますが、現在、輸入物が多いとされています。また食用にする際、泥が含有されているケースでは、殻より取り外して洗浄します。
アゲマキ・生