甘鯛/アマダイ(生)


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甘鯛/アマダイ・生

「 甘鯛/アマダイ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、5.65%含有し、113k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、セレン(300%:75μg)、次はビタミンB12(87.5%:2.1μg)、そして、n-3系脂肪酸(42.5%:0.68g)、ナイアシン(40.83%:4.9mg)、蛋白質(37.6%:18.8g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆10%
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甘鯛


甘鯛は、サッパリとした食味が特徴で、これは含有される脂肪分が少ないためで、普通は、焼き魚にしたり、蒸したり或いは、ムニエル、揚げ物、昆布締め、バター焼き、粕漬け、味噌漬け、炒め物干物といった形で食用にされています。柔らかい肉質は白身で水分が多くなっているため、軽く塩をふりかけ、刺身にも利用されています。若狭焼きなどは、鱗も一緒に焼き上げるため、香ばしい匂いが食欲を誘います。これは細かい鱗を上手に利用したものとなります。また、鱗を除去せず、背開きにした後、塩を振り掛けて、それを閉じたものを、京都へ運搬していた時期がありますが、当時は、一日以上かかったため、到着したころには、適度に塩が馴染んでいたとされています。赤は、砂泥底を好んで生息し、東シナ海、南シナ海、日本では本州の真ん中から南側の水深凡そ100メートル前後の地域に分布しています。特に若狭で漁獲された赤甘鯛は、若狭グジと言われていて、上質とされています。尚、あまだいには、赤、黄、白甘鯛(しろアマダイ)といった種類がありますが、これらは、体色によってその呼び名を変えたものです。通常、アマダイといえば、このうち赤アマダイのことを指しています。