- 単品栄養価
- 成分合計
- カロリー
浅蜊/アサリ・生
「 浅蜊/アサリ・生」に関して1個約10g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.15%含有し、3k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1個約10g中の 成分は、ビタミンB12(218.33%:5.24μg)、次はセレン(15.2%:3.8μg)、そして、ビオチン(4.54%:2.27μg)、ヨウ素(4.23%:5.5μg)、クロム(4%:0.4μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | 1% |
アサリ
浅蜊は日本の各地域に分布し、内湾の砂泥底に生息しています。日本以外でも、韓国や中国、フィリピンといった国に分布しています。浅利の殻は様々な模様をしていて、これを加熱すると更に模様が替わります。また、水管から植物プランクトンや有機物といったものを取り入れて、それを餌にしています。食用にする際は、生食することはなく、一般に加熱料理をします。品質を選ぶ際は、塩水に浸された浅蜊が口を開け、水管を伸ばしているものが良いとされます。栄養面では通常の魚に比較するとタンパク質、脂質共に少なくなります。ただ、貝類にはグリコーゲン、コハク酸といった旨味成分を含んでおり、これが貝独特の旨味を引き出しています。旬とされる時期は二月から四月に掛けてで、浅蜊は産卵するとグリコーゲンやコハク酸といった旨味成分が少なくなるため、そのアサリ特有の旨味も落ちることになります。食用にされるのは、アサリ、オキなどで、近縁種では、コタマガイ、ヒメといったものがあり、二枚貝でマルスダレガイ科に分類されます。食用とされるあさりは、かき揚げ、酒蒸し、佃煮、潮汁といったものに用いられています。輸入以外では、種苗生産も実施されており、殻長は六ヶ月程度で二センチ、一年もすれば三センチになると言われています。