鱧/ハモ(生)

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鱧/ハモ・生

「 鱧/ハモ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、7.2%含有し、144k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンD(90.91%:5μg)、次はビタミンB12(79.17%:1.9μg)、そして、n-3系脂肪酸(78.13%:1.25g)、ナイアシン(64.17%:7.7mg)、蛋白質(44.6%:22.3g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆18%
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ハモ


関西における夏祭りなどでは、鱧料理が行われ賞味される傾向があります。よく知られるものでは、京都における祇園際などがあり、鱧料理が行われるところから、鱧祭りとも言われています。分布区域は、青森県より南で、西太平洋、インド洋といった広範囲になります。餌は、蛸や烏賊、小魚や甲殻類で、大陸棚周辺の砂泥底に生息しています。ハモはウナギ目ハモ科に分類されていて、背びれ、尾びれ、尻ビレが一つに連なっており、体型が円筒状になっています。また、歯が鋭い上に口が大きいため、餌に関しては貪欲となります。体長は七十センチ程度で、梅雨の時期になると脂が乗り、旬は夏です。はもは、白身魚であるにも関わらず脂肪の含有量が多く、美味とされていますが、ウナギのそれと比較すると多少脂肪量が少なめとなります。また、ムコ多糖類の一種であるコンドロイチンやビタミンA、ビタミンDといった成分も豊富に含んでいます。中でもビタミンAの含有量は非常に多くなります。コンドロイチンは、老化を防止する働きがあると考えられています。調理では、蒲焼をはじめ、はもちり、天ぷらといったものに用いられます。尚、はもは漢方薬としても利用されており、利尿作用やむくみの除去、便秘改善といった薬効が広くしられています。