蛸(いいだこ・生)


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蛸/いいだこ・生

「蛸/ いいだこ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、3.5%含有し、70k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、(370%:2.96mg)、次はビタミンB12(83.33%:2μg)、そして、ビタミンE(45%:2.7mg)、ナイアシン(44.17%:5.3mg)、亜鉛(38.75%:3.1mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆7%
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蛸/タコ


黒斑が腕の付け根部にあり、その上部に眼状斑があります。全長凡そ二十センチ程度で、蛸類の中では、小型の蛸になります。日本での生息域は、東北や三陸より南側で、その砂泥底において見られます。漁獲は底曳網(そこびきあみ)にて行われていますが、釣りによって漁獲されるケースもあります。また、釣りではラッキョウを餌にしたものが知られていて、底曳網の他、たこ壺(タコつぼ)を利用した漁獲も行われています。冬から春にかけて産卵期を迎えますが、この際外套(がいとう)の中に卵を沢山詰めています。茹でるとこれが飯粒によく似た見た目になりますので、名称もこれに由来しています。産卵期は少し長く、旬は十一月から三月にかけてとなりますが、特に春先のたこ(いいだこ)が美味とされています。こういった内臓に卵を抱えている雌は、市場においても値段が高くなっています。調理では、軽く茹でて食したりしますが、煮付け、から揚げ、干しだこ、椀種、和え物、佃煮、おでんだね、和え物などにも利用されています。現在、本種の輸入と共に、コツブイイダコと呼ばれる近縁種が、東南アジア系の国々から日本へ輸入されています。
飯蛸/いいだこ・生