黍魚子/キビナゴ(生)


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  • 成分合計
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黍魚子/キビナゴ・生

「 黍魚子/キビナゴ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、4.65%含有し、93k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(345.83%:8.3μg)、次はビタミンD(181.82%:10μg)、そして、ナイアシン(80%:9.6mg)、蛋白質(37.6%:18.8g)、ビタミンB6(36.67%:0.44mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆7%
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キビナゴ


キビナゴ(黍魚子/吉備奈仔)は、本州の真ん中より南側から主に熱帯地域に生息していて、ニシン科に分類されています。別名ではキミナゴやハマゴ、キミイワシ、カナギなどと呼ばれていて、イワシと同種になります。見た目が、他のイワシの仲間と違うため、一般には別々に取り扱われることが多いと言われています。産卵期は、南側で五月から六月と言われていて、群れて海岸に近づいてきます。これは産卵を行うためで、漁獲する際はこれを地曳網(じびきあみ)や小さめの巻網、敷網などを用いて実施することになります。鮮度低下が早いため、かつては海岸周辺のみしか鮮魚は手に入りませんでしたが、現在、輸送技術の発展により大都市でも容易に手に入るようになっています。調理では、刺身をはじめ、マリネ、天ぷら、佃煮、酢の物、煮干、甘露煮、一夜干しなど、鮨種、和え物、鍋物などに利用されています。特に煮干はきびないりこの名称で知られています。イワシの仲間では、一番小さい体型で、成長しても十センチに満ちません。細長い体は側偏していて、青色及び銀色の帯が見られます。
黍魚子・生