めかじき(生)


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めかじき・生

「 めかじき・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、7.65%含有し、153k カロリーです。【旧2010年版では100g:141kcal】食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、セレン(236%:59μg)、次はビタミンD(160%:8.8μg)、そして、ナイアシン(93.33%:11.2mg)、ビタミンB12(79.17%:1.9μg)、ビタミンE(73.33%:4.4mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆17%
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めかじき


めかじき(目梶木/眼梶木)は、同じカジキ類の仲間の中でも、とても長い上顎(うわあご)を持っています。また、扁平で非常に長い上顎を持っていることからマカジキ科との識別が簡単になっています。丸い断面を持ち、メカジキはめかじき科に分類されています。更に、同じカジキ類の仲間の中で、広く世界各地に生息しているのもメカジキのみとなります。夜縄は、夜に行う延縄(はえなわ)の漁獲のことで、メカジキはこの漁法によって水揚げされています。これは、メカジキが夜間に限って海面の表層百メートルぐらいにまで浮上してくるためで、餌を求めて行動していると考えられています。昼間は水深数百メートルの深い層において遊泳しているため、昼間の漁獲は行われません。生息域は、世界各地の熱帯地域から温帯地域となっており、成長すると体長は凡そ4.5メートル程度に育ち、重さも凡そ五百キログラム程度となります。また、成長にともなって鱗が消失してしまうことも特徴の一つとなっています。メカジキはその獰猛(どうもう)な性質から、スポーツフィッシングの対象魚としても注目されています。調理では、刺身をはじめ、焼き魚、照り焼き、ステーキ、練り製品などに利用されています。淡桃色の身肉には、脂肪が多く含有されているため、海外ではステーキの他、マリネイドソテーなどにも用いられています。栄養面では特にビタミンEや不飽和脂肪酸の含有量が目立っています。尚、別名では「カジキトウシ」や「メカ」と呼ばれることもあります。
別名:めか切り身(皮なし)