ムロアジ(生)


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ムロアジ・生

「 ムロアジ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、8.3%含有し、166k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(533.33%:12.8μg)、次はナイアシン(164.17%:19.7mg)、そして、ビタミンD(109.09%:6μg)、n-3系脂肪酸(90.63%:1.45g)、ビタミンB6(47.5%:0.57mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆6%
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ムロアジ


ムロアジ(室鯵)は、北海道南部から東シナ海、またインド洋から大西洋西部、大西洋東部、太平洋東部にかけて分布しています。紡錘形をした体を持ち、赤褐色をした縦縞が体側の真ん中に見えますが、死後は黄色へと変色します。成長すると体長は凡そ四十センチ程度に育ち、漁獲は、刺し網(さしあみ)、定置網(ていちあみ)、巻網(まきあみ)などの方法によって行われています。肉質が締まっている上に、うまみ成分があまりないため、くさやをはじめ、干し物に適しているとされています。また、鮮度低下が早いことも干し物の原料にされる理由になっています。くさやは、内臓を除去した後、魚汁を熟成或いは発酵させたくさや汁に漬け込んでから、乾燥させたもので、特有の匂いを放ちます。特産品として伊豆七島にて知られています。くさやには、むろあじの他、モロやクサヤモロなども原料とされています。マアジの食味は、甘味があるのが特徴となっていますが、むろあじのそれはマアジのものとは異なり、人によっては好き嫌いが現れると言われています。調理では、刺身をはじめ、たたきやから揚げ、フライ、塩焼きなどに利用されています。伊豆諸島では、たたき汁やたたき揚げなどの調理に使われています。尚、地域によっては、ムロ、ミズムロ、アカゼと呼ばれることもあります。