海鼠/ナマコ(生)


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海鼠/ナマコ・生

「 海鼠/ナマコ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、1.15%含有し、23k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、セレン(148%:37μg)、次はビタミンB12(95.83%:2.3μg)、そして、ヨウ素(60%:78μg)、マグネシウム(55.17%:160mg)、ナトリウム(24.67%:680mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆13%
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ナマコ


ウニ類と同じく海鼠類も棘皮動物(きょくひどうぶつ)に分類されます。乾燥させたものは江戸時代、中国へと輸出していた製品の一つで、中国料理以外でも、漢方などに用いられていました。食用にされるものでは、オキ、クロ、板足目のマ海鼠、樹手目のキンコ、バイカ、ハネジ、ジャノメ海鼠といったものがあります。旬は冬で、その食感はコラーゲンによってコリコリとしています。高級珍味として用いられるのが腸の塩辛で、「このわた」と言います。また、三杯酢で食べるのは肉の部分となります。マナマコには、青と赤があり、浅瀬の海で北は北海道から南は九州まで広い地域にて生息しています。体表には棘状のものがあり、体長は凡そ30センチほどになります。そして青ナマコは砂底に生息し、青ねずみがかった色をしています。一方赤なまこは、体表が赤褐色をしていて、主に岩礁にて生息しています。通常、赤の方が値段も高いものとなります。バイカなまこは、同じ仲間の中でも最も大きな体をもち、凡そ八十センチほどの体長になります。主にさんご礁にて生息しています。なまこは再生力が非常に強力で、腸を除去してもその腸を再生する能力を持っています。