栄螺/サザエ(生)


  • 単品栄養価
  • 成分合計
  • カロリー

栄螺/サザエ・生

「 栄螺/サザエ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、4.45%含有し、89k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、セレン(76%:19μg)、次はヨウ素(74.62%:97μg)、そして、クロム(60%:6μg)、ビタミンB12(54.17%:1.3μg)、(48.75%:0.39mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆19%
更に分析 >>

サザエ


内湾の静かな海ではトゲを有しない栄螺もありますが、荒い海に生息する栄螺はトゲを持っています。生殖腺は、その大半が内臓で、外套膜縁は食べると苦く、これは貝殻を分泌する部分でふんどしと言います。いわゆる二枚貝でひもに当る部分となります。また、筋肉へとつながる内蔵部分も苦味が強いとされます。やこうがいなどが栄螺類に分類され、これはサザエの仲間でもっとも大きいものとなります。殻径二十センチと大きく、殻高は十五センチに及び、分布地区は、遠くはインド洋から、奄美大島あたりまでにて生息しています。体色は黒褐色で緑色を帯びています。サザエ類は、夜行性で、アラメ、ワカメ、カジメといった海藻を餌としています。メスの生殖腺は緑色をしていて、雄の生殖腺は黄色となり、産卵期は夏です。栄養面では、コラーゲンなどのタンパク質やビタミン類といったものを含み、これは他の巻貝より多少多目となります。コラーゲンは結合タンパク質のため少し固めとなりますが、これに熱を加えることで柔らかくなります。さざえは高級料理などに用いられますが、この場合、生きたものとなります。刺し網や海女魚によって漁獲され、以前の乱獲のために最近では減少していると言われています。