蜆/シジミ(生)


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蜆/シジミ・生

「 蜆/シジミ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、3.2%含有し、64k カロリーです。【旧2010年版では100g:51kcal】食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(2850%:68.4μg)、次はマンガン(79.43%:2.78mg)、そして、(79.05%:8.3mg)、(51.25%:0.41mg)、カルシウム(36.92%:240mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆0%
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シジミ


蜆の貝殻は黒色のものが多く、ほとんどが汽水域又は淡水にて生息しています。二枚貝である斧足類蜆科蜆亜科に分類され、いずれも小型の貝となります。一般に普及しているものは、大和蜆(やまとシジミ)、瀬田蜆(せたシジミ)、マしじみです。栄養面では、糖質の含有量が多く、アサリのそれより多いとされます。また、アサリの倍以上ものビタミンB12を含有しており、その他のビタミンB群も多いとされます。旨味成分ではコハク酸が多く、グリコーゲンやタウリンと言った成分も含んでいます。品質では、大きく口を開けたしじみや膜を貝殻表面に張っているしじみが良くないとされます。近畿地方の琵琶湖では瀬田しじみ、関東地方ではマしじみ、山陰では大和しじみがそれぞれ漁獲されるため産地となっています。最近では、環境汚染や乱獲などの理由によって漁獲が減少していると言われています。マしじみは、殻表面が稚貝であれば弱い光沢となり緑っぽい色をしています。成長すると黒っぽくなって光沢もあります。大和しじみは、しじみの仲間の中でも光沢があり、殻表面は黒色となります。瀬田しじみは、三角形状に殻項が出ているのも瀬田しじみの特性となります。貝殻の表面色が少し黄色っぽいものとなり、その他はほぼ大和しじみと同様です。