タラバガニ(生)


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タラバガニ・生

「 タラバガニ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、3.2%含有し、64k カロリーです。【旧2010年版では100g:59kcal】食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(241.67%:5.8μg)、次はセレン(100%:25μg)、そして、(53.75%:0.43mg)、亜鉛(40%:3.2mg)、ナイアシン(35.83%:4.3mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆14%
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タラバガニ


タラバガニ(鱈場蟹)は、ベーリング海、オホーツク海、北極海、日本海、北海道沿岸などに分布しています。たらばがに科に分類され、蟹と同じように取り扱われていますが、分類学上、蟹の仲間ではなく、ヤドカリの仲間となります。歩脚を伸ばすと一メートル以上にもなる大きな脚を持ち、鋏と脚の合計が四対になります。生息深度は、季節や歳によって変化しますが、通常は数十メートルから200メートル程度の海底にて回遊しています。生食時期を春頃に迎えますが、この頃になると浅瀬に集まる習性があります。十年で性的には成熟すると言われていますが、この頃で甲幅は大体十センチ程度と言われています。更に、伸長して甲幅は二十五センチ程度に及んで成熟しますが、成長速度は遅く、雄で三十年近くかかってその生涯を終えます。近年、アラスカからの輸入ものが多くなっていますが、たらばがにとよく似た油蟹(あぶらがに)なるものが市場において流通しています。たらばがにには突起が六本、甲面の真ん中にあり、油蟹のそれは四本になっています。また、たらばがにには突起が額角の上縁部真ん中にあるのに対して、油蟹のそれは存在していません。見た目が似ているため、両者の区別をせずに売買されているケースもあるそうです。たらばがにの旬は一月から二月にかけてで、調理では、茹で蟹をはじめ、焼きが煮、コキール、鍋物、汁物、酢の物などに利用されています。尚、たらばがにを茹でる際には、蟹ミソを除去します。これは、茹でることによって蟹ミソが液体に変化するためで、身にしみると味の質が低下することが理由になっています。