槍烏賊(生)[やりいか/ヤリイカ]


  • 単品栄養価
  • 成分合計
  • カロリー

槍烏賊/やり烏賊/イカ・生

「槍烏賊/ やり烏賊/イカ・生」に関して1枚約150g中の カロリーを国の基準で評価した場合、6.38%含有し、127.5k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1枚約150g中の 成分は、ナイアシン(73.75%:8.85mg)、次はビタミンB12(68.75%:1.65μg)、そして、蛋白質(52.8%:26.4g)、リン(52.5%:420mg)、(46.88%:0.375mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆15%
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槍烏賊


ヤリ烏賊は沖縄を除く日本全域の沿岸にて見られ、細長い槍状をした体を持っています。凡そ四十センチ程度ある、外套の半分以上の長さを持つ縦長のヒレがあります。漁獲は、産卵期を春頃に迎えるため、その際沿岸に近づいてくるところを棒受け網、定置網、釣りなどによって行われています。北海道より南側の大陸棚や沿岸域の浅海に生息していて、筋肉質な体を持っています。ヤリ烏賊は少し身は薄いものの、特有の甘味があり、するめなどにも利用されています。ヤリイカを用いたものでは、「笹するめ」や「竹葉するめ」などがあり、その他の調理では、刺身をはじめ、鮨種、煮付け、焼き物、一夜干し、干物などに利用されています。また、雌のうち、卵を持っているヤリイカは、卵も含めて煮付けに用いられることもあります。「夏イカ」はスルメイカのことを指して言いますが、孵化が春ごろで、その後成熟して冬から夏に水揚げされるヤリイカは、「冬イカ」と呼ばれています。尚、ヤリイカはとても大きなシナプスを体に持っていることから、生物学においてモデル生物に利用されることが多くなっています。シナプスは神経繊維から構成されているもので、神経生理の領域では欠かせないものとなっています。
槍烏賊/やりイカ・生