甲烏賊(生)[こういか/コウイカ]


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甲烏賊/こう烏賊/イカ・生

「甲烏賊/ こう烏賊/イカ・生」に関して1枚約300g中の カロリーを国の基準で評価した場合、11.25%含有し、225k カロリーです。【旧2010年版では300g:198kcal、100g:66kcal】食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1枚約300g中の 成分は、セレン(276%:69μg)、次はビタミンB12(175%:4.2μg)、そして、(168.75%:1.35mg)、ビタミンE(110%:6.6mg)、蛋白質(89.4%:44.7g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆19%
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甲烏賊


本州真ん中より四国及び九州などに見られ、また、西太平洋及びインド洋の沿岸などにも広く分布しています。別名では、ま烏賊、又はすみと呼ばれています。成長すると胴長は凡そ十七センチ程度になり、モンゴウ烏賊と同種になります。厚い貝殻或いは甲を持っているのが特徴で、砂泥底周辺を住処にしています。銀色の筋がひれの付け根部分にあり、横縞が胴の背部に見えます。江戸前では墨(すみ)の名称で知られていて、産卵を行うために、春を迎える頃、沿岸にて漁獲されます。旬は、冬から春で、産卵期を迎える前となります。身は厚くて柔らかく、少し粘着性があります。調理では、鮨種をはじめ、刺身や煮物、するめ、天ぷらなどに利用されています。また、中国料理では筋肉の他に、纏卵腺(てんらんせん)が炒め物といった調理に利用されています。この纏卵腺は、雌の卵のうを作る器官です。漁獲は、産卵期に浅海へ集団で移動してきたところを籠網(かごあみ)や底曳網(そこびきあみ)にて行われます。尚、突出した突起物が甲に見えるため、ハリと呼ばれることもあります。
甲烏賊/こうイカ・生
別名:すみイカ廃棄部位:内臓等