八目鰻/ヤツメウナギ(生)


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八目鰻/ヤツメウナギ・生

「 八目鰻/ヤツメウナギ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、13.65%含有し、273k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンA(1171.43%:8200μg)、次はn-3系脂肪酸(237.5%:3.8g)、そして、ビタミンB12(204.17%:4.9μg)、ビタミンB2(70.83%:0.85mg)、ビタミンE(63.33%:3.8mg)、となります。また、100%以上は「必要量」以上を満たし、耐容上限量を超える「ビタミンA」では過剰摂取となります。
成分バランス達成率 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆0%
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ヤツメウナギ


八目鰻は、目の後部に七つの鰓孔(さいこう)と呼ばれる穴があり、目を含めると全部で、八個の目があるように見えるところから名付けられたと言われています。ウナギギンポ、ウナギガジ、タウナギなどもウナギの言葉が入っていますが、いずれもウナギとはあまり関係がありません。頭甲網八目鰻目八目鰻科に分類され、全長は凡そ60センチ程度で、無顎類(むがくるい)または円口類に区分され、魚類の仲間では非常に原始的な生物となります。ヤツメウナギではカワヤツメガが知られていて、スナヤツメハ近縁種となります。海において成長し、その後、早春の産卵期に河川にて行います。栄養面では、タンパク質や脂質をはじめ、中でもビタミンAが非常に多く含まれています。また、ビタミンB1やビタミンB2、ナイアシンといったものも豊富に含まれています。漢方などとして肝油や粉末の形状で存在し、ヤツメウナギは江戸時代より食品と言うよりも薬用として用いられてきたようです。旬は、秋となり、主に蒲焼(かばやき)などの調理に用いられ、他にも鍋物などに利用されます。