グレープフルーツ(白肉種・砂じょう・生)


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グレープフルーツ・白肉種・砂じょう・生

「 グレープフルーツ・白肉種・砂じょう・生」に関して1個約200g中の カロリーを国の基準で評価した場合、3.8%含有し、76k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1個約200g中の 成分は、ビタミンC(72%:72mg)、次はパントテン酸(19.5%:0.78mg)、そして、カリウム(14%:280mg)、ビタミンB1(12.73%:0.14mg)、葉酸(12.5%:30μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆7%
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グレープフルーツ


果実があたかも「ぶどう」のごとく数個房状に結実するため、それに因んでグレープフルーツと呼ばれるようになったという説と香りがブドウに良く似ているからとする説があります。十八世紀前半において、西インド諸島のバルバドス島で生まれたと考えられていて、文旦と多胚性品種であるスイートオレンジのような品種との自然雑種と言われています。果実は四百グラム前後で、赤い色素はリコピンからなります。苦味成分はナリギンというもので、果皮にある白い箇所に多く含有されています。果汁は多く、その内2%前後が酸となり、この酸の九割はクエン酸になります。果汁に含まれる糖質は、凡そ一割前後で、ブドウ糖、果糖、ショ糖から構成されています。また、ビタミンCを多く含んでいて、更にこのビタミンCの吸収率を高める、ビタミンPやクエン酸といった成分も含有されています。ビタミンCはグレープフルーツ一個の約半分で、一日分の量が、摂取できます。アメリカをはじめ、アルゼンチン、南アフリカ、キプロス、イスラエル、キューバなどが産地となっており、日本ではアメリカからの輸入がほとんどとなります。これは、気候の関係で品質の良いものを生産できないからと言われています。旬は春頃ですが、日本では酸味のあまりない、柔らかい果肉を持つぐれーぷふるーつを生産することはできないとされています。主に生食されますが、飲料用として果汁を用いられることもあります。