香母酢/カボス(果汁・生)


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香母酢/カボス・果汁・生

「 香母酢/カボス・果汁・生」に関して1個果汁約30g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.375%含有し、7.5k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1個果汁約30g中の 成分は、ビタミンC(12.6%:12.6mg)、次はカリウム(2.1%:42mg)、そして、葉酸(1.63%:3.9μg)、(1.13%:0.009mg)、パントテン酸(1.13%:0.045mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆1%
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カボス


香母酢は日本の大分県南海部郡が原産地とされていて、古くは薬用又は食酢用として用いられていた経緯があります。調味用柑橘でユズが近縁種となります。橙(だいだい)はかつて「かぶす」と言われていたため、それが転訛して香母酢と言われるようになったと考えられています。また、本香母酢、カボスユ、シヤニス、香倍酢と言われることもあります。果実は凡そ百五十グラム前後で、直径十センチ程度の球形をしています。多汁で酸味も強く、カボスは香酸柑橘となります。果面には油胞があり、平滑で分厚いものとなっています。一つの果実に凡そ二十個程度の含核数が存在します。栄養面ではビタミンCが豊富に含まれており、他にも有機酸が多く含まれています。かぼすが収穫されるのは八月から十月にかけてとなります。そのため旬は秋ですが、現在では、加温ハウス栽培の普及により、周年見られるようになりました。主産地は大分県で、特に大分県北部、県中部、海岸部が全生産のほとんどを占めています。他には愛媛県や広島県といった地域においても栽培されています。尚、店頭に並べられるのは、主に青色をしたかぼすですが、かぼすは黄色くなると品質が低下します。利用のされ方は、料理に薄切りにしたかぼすを添えたり、食酢として果汁を用いたり、果皮を微塵切りにして汁物に振り掛けるといった使い方になります。