- 単品栄養価
- 成分合計
- カロリー
龍眼/リュウガン・乾
「 龍眼/リュウガン・乾」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、14.15%含有し、283k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、銅(85%:0.68mg)、次はビタミンB2(61.67%:0.74mg)、そして、カリウム(50%:1000mg)、ナイアシン(28.33%:3.4mg)、ビタミンB6(16.67%:0.2mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ | 12% |
リュウガン
龍眼は果物以外に、野菜として各部が利用されていて、日本では沖縄県や鹿児島県、八丈島などで生産されています。十五メートル程度の高さで、太さは一メートル以上の常緑高木となります。果実は球形で、径は凡そ二センチ程度。淡褐色で薄い果皮は殻状の表面をしています。果肉は白色のゼリー状で甘く、汁が多めです。果肉内部には、暗褐色の種子が一個存在し、これが目玉のような形状をしていることから竜眼(リュウガン)と言われる様になりました。また、漢方にも利用されており、強壮剤として、龍眼の果肉を乾燥させたものや、果実自体を乾燥させたものが用いられます。特に果肉を乾燥させたものは、乾竜眼と呼ばれています。龍眼は、よく知られるライチやランブータンと同属のムクロジ科に分類されます。原産地は中国南部と考えられていますが、東南アジアの熱帯地域である南インドやスリランカ、ビルマといった国々でも古くから栽培されていました。現在、中国の広東省、台湾省、福建省をはじめ、アジアのマレー、ミャンマー、インド、ベンガルといった国々から遠くアメリカのカリフォルニアからハワイ、フロリダといった地域にまで、リュウガンの栽培は拡大しています。成熟すると凡そ十グラム程度で、果皮は、薄い皮状で茶色をしています。果肉は、半透明で白色になります。主に生食されますが、中には加工されて缶詰にされることもあります。
リュウガン・乾