梨/ナシ(日本・生)

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日本梨/ナシ・生

「 日本梨/ナシ・生」に関して1個約280g中の カロリーを国の基準で評価した場合、6.02%含有し、120.4k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1個約280g中の 成分は、(21%:0.168mg)、次はカリウム(19.6%:392mg)、そして、食物繊維(14%:2.52g)、パントテン酸(9.8%:0.392mg)、ビタミンC(8.4%:8.4mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆4%
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ナシ


よく知られる品種では、ニホン梨をはじめ、セイヨウ梨、チュウゴク梨といったものがあります。日本で現在栽培されているナシは、そのほとんどが日本で自生しているニホンヤマナシより改良されたものと考えられています。セイヨウヤマなしは、「ひょうたん」や「ふくべ」とも呼ばれ、日本では、「無し」と同じ読みから、縁起が悪いということで、別称の「有りの実」があります。なしは「青」と「赤」に分類され、青なしでよく知られるものは二十世紀です。親はハッキリとされていませんが、かつて千葉県の松戸市で発見されたものです。赤なしでは、長十郎といったものがあり、これはかつて神奈川県で発見されたものですが、果肉が硬く、その肉質もあまり良くないとされ、最近では生産が減少してきています。変わって登場したのが、幸水や豊水といった品種で、多汁で且つ甘く、その上果肉が柔らかいことから、現在では赤なしの代表格となっています。尚、長寿、新水といった品種は収穫の時期が早い赤なしのことで、反対に新高、新興といった品種は、収穫の時期が遅い赤なしとなります。また、晩三吉(おくさんきつ)といった品種は貯蔵性に優れたものです。産地では、青なしの二十世紀が鳥取県を中心に広く知られています。一方赤なしは千葉や茨城といった地域において生産されています。一般にこの果物は生食されますが、中には加工品としてジャムやジュースといった製品に利用されています。その他、この果物は古くから喉の痛みや咳といった症状を引き起こした際に用いられてきた経緯があります。90%以上が水分のため、栄養価はそれほど期待できるものではありませんが、アスパラギン酸といった成分が含まれています。ただ、この果物には体を冷やす働きもあるとされていますので、食べ過ぎると冷え性の方などにはあまり良くないとされています。
日本なし・生