苺/イチゴ(生)

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苺/イチゴ・生

「 苺/イチゴ・生」に関して1個約45g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.765%含有し、15.3k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1個約45g中の 成分は、ビタミンC(27.9%:27.9mg)、次は葉酸(16.88%:40.5μg)、そして、モリブデン(16.2%:4.05μg)、カリウム(3.83%:76.5mg)、パントテン酸(3.71%:0.1485mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆3%
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イチゴ


苺は、もともとヨーロッパではウェスカ苺と呼ばれる野生種を用いていましたが、それがベルギーやフランスといった国で十四世紀以降栽培されだしました。それからイギリスやオランダで自然交雑種である南米原産のチロエンシス種と北米東部原産のヴァージニア種が生じ、現代アナナッサ苺の祖先と言われる栽培品種が生産されるようになりました。その後、フランスやイギリスといったヨーロッパにおいて、チロエンシス種とヴァージニア種の交雑による雑種育成が頻繁に行われ、17世紀の終わりにはそれがアメリカに渡り、以後急速に拡大していきました。日本でもかつては野生種を平安時代に食べられていましたが、オランダから江戸時代末期に伝えられたのをはじめに、明治以降はアメリカからもイチゴの栽培種が導入されだしました。枕草子には、食用として野生イチゴを利用していたとされる記録が残っています。現在の品種では、女峰、とよのか、夏期生産種があります。女峰、とよのか共に、いちご特有の芳香が高く、その味も評価されています。また、果実が硬いことから保存もしやすいものとなっています。利用法は主にデザートとして生食されることが多く、他には加工品として、ジャムやジュース、プリザーブ、ケーキといったものに用いられ、その用途も幅広いものとなっています。栄養面では、特にビタミンCが多く含まれています。
別名:オランダいちご廃棄部位:へた及び果梗