柚子/ユズ(果汁・生)


  • 単品栄養価
  • 成分合計
  • カロリー

柚子/ユズ・果汁・生

「 柚子/ユズ・果汁・生」に関して1個果汁約15g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.1575%含有し、3.15k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1個果汁約15g中の 成分は、ビタミンC(6%:6mg)、次はカリウム(1.58%:31.5mg)、そして、パントテン酸(1.09%:0.0435mg)、葉酸(0.6875%:1.65μg)、ビタミンB1(0.6818%:0.0075mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆0%
更に分析 >>

ユズ


柚子の原産地は、中国揚子江上流と言われていて、日本でも古くから存在し、渡来年代はハッキリしていませんが、奈良時代か飛鳥時代ではないかと考えられています。同じ柑橘類の中で柚子は、病害虫や寒さに対しての抵抗が最も高く、その栽培範囲は広いものとなっています。柚子は商業栽培が困難とされていて、これは実がなるまでに相当期間を必要とするためです。また、果実内部には種子が多く、樹には棘がたくさんあります。果実は凡そ百グラム前後で、果面はデコボコ状をしています。果実はその大半が生果として利用されます。利用法では、刺身や焼き魚などに果汁をたらしたり、果皮を切って、吸い物や鍋物などに入れたりするものが一般的となります。ユズの果皮は、マーマレードや薬味、柚釜、菓子、柚味噌といったものに利用され、果汁は、酢の物をはじめ、土瓶蒸しや鍋物などの料理に利用されます。食酢用柑橘では、ユズと近縁種である花柚(はなゆ)といったものがあります。柚の日本での産地は、高知県で、凡そ四割程度を占めています。他にも、徳島県、愛媛県、大分県や宮崎県といった地域で生産されています。その他、自家用で庭先などに数本植えて、料理用に用いたり柚風呂に使ったりとした形で消費されているケースも多いと言われています。