鮃/ヒラメの概要
カレイ目鮃科に分類され、左右に平たく長楕円形をした体をしています。頭部の左側に両目があり、成長すると八十センチ程度の体になります。旬は一般に秋から冬となりますが、生息地域が広いため、周年手に入れることが可能です。寒ブリと同様に、鮃も冬が美味とされ、寒ビラメと言われています。カレイとよく似ていますが、その区別は一般的に、尾を手前にして背びれを真上に立てた時、目が右に位置する場合はカレイ、目が左に位置する場合は鮃とされます。また、カレイの口は小さく、鮃の口は大きいという特徴もあります。全体として脂質量が少なくなっていますが、ヒレのエンガワには多く、またコラーゲン及びエラスチンなども豊富に含まれています。その他コンドロイチンもヒレ部に多いとされ、強壮作用やがん予防に期待されています。
ヒラメ/期待される効能・効果
高血圧症状や肥満の予防と改善。カレイと違いヒラメはタイと同じく高級魚に分類されます。白身魚であるため、良質のタンパク質を含有し、更に低脂肪というダイエット食に適した食材です。ヒラメやカレイのヒレの部分に当たるエンガワには、美容にいいとされるコラーゲンが豊富に含まれています。その他、ビタミンD、ナイアシン、カリウムなども多く含まれています。